
ベセスダ・ソフトワークスとid Softwareがおくるシリーズ最新作『DOOM: The Dark Ages』ですが、発売直後のSteam同時プレイヤー数は前作を大きく下回る結果となっています。
『DOOM: The Dark Ages』Steam同接が前作下回る
本作は、FPSの草分け的存在『DOOM』シリーズの最新作。Premium Edition購入者向け先行アクセスが5月13日からスタートし、5月15日にPC/PS5/Xbox Series X|S向けに正式リリースされました。そんな本作について、Steam同時プレイヤー数が前作を大きく下回っているとの指摘を海外メディアVG247が行っています。

非公式データベースSteamDBを確認すると、発売日である5月15日の最高同時プレイヤー数は30,812人。一方で前作にあたる『DOOM Eternal』は発売日にあたる2020年3月20日の最高同時プレイヤー数は104,891人を記録しており、3倍以上の差が開いていることを確認できます。
Game Passや先行アクセスによる影響か
とはいえ、PC版『DOOM: The Dark Ages』が前作から失速してしまったと言い切ることはできません。その理由の1つとして、サブスクリプションサービス「Game Pass」の存在を挙げることができます。『DOOM Eternal』PC版がGame Pass入りしたのは発売から9か月後のことでしたが、『DOOM: The Dark Ages』は発売初日から対応しています。
累計プレイヤー数などは明かされていませんが、SteamではなくGame Passで本作をプレイしているユーザーは少なくないと思われます。また、Premium Edition購入者向けに先行アクセスが行われたことも、プレイヤーが1日に集中せず分散した理由の1つといえるでしょう。

加えて、『DOOM Eternal』発売日の2020年3月20日は世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が問題視されており、自宅で楽しめる娯楽であるゲームの注目度が急上昇した時期でもあります。そのため、ちょうど発売日が重なった『DOOM Eternal』にも通常以上にプレイヤーが押し寄せた...という点も考慮すべきでしょう。
Steamレビューは好調
様々な要因からプレイヤー数自体は前作から減少してしまったSteam版『DOOM: The Dark Ages』ですが、Steamレビューは記事執筆時点で9,155件中86%がおすすめする非常に好評を記録。5年ぶりとなる最新作はファンから概ね暖かく迎えられているようです。
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